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2023年11月4日 キビタキ

11月4日 キビタキ・・・夏は未だ終わらず

40分程待ったものの姿を見せず、浮気心を出してしまいカケス観察の為に離れてしまったカラスザンショウ食堂。

ある程度カケスを見て、これはいかんいかん・・・。
今日はキビタキ観察だったと我に返り、食堂に戻る途中の竹藪付近にひょこっと現れた影。

ぱっと見た瞬間、直感的に、これはキビタキのメスだと。
薄暗い藪中で、カメラを向けるも直ぐに飛び去ってしまった為、確認出来る材料の無い「直感」。

でも、散々見てきた自身の直感を信じて、やはり未だ居てくれた・・・と。

しかし、食堂に着いて直ぐに姿を現したジョウビタキのメスを目の当たりにして半信半疑に。
先程のメスは、ひょっとしてジョウビタキのメス??
確かに、背面が緑色ぽかった様に見えたのだけれども・・・。

そんな半信半疑の中、決定的瞬間が訪れました。
突然、キビタキのオスが目の前に。

疑う事の無い事実を確認し、今年キビタキは月を跨いで居る事が判明。
但し、様子は変わって来ていて、あれだけ姿を見せていたメスの姿は、この食堂では観察出来ませんでした。

このオス含め、若干数が未だ居残っているだけで、今まで姿を見せていた多くは既に移動してしまっているのでしょか?
その若干も、果たして何時迄居るのか、とても興味が有り、出来れば継続して観察していたのですが、恐らく週が明ければ通常通り工事再開。

今週末で、この「夏」ともお別れになってしまう可能性が高いと考えています。

なかなか先に進まず、このポイント付近で停滞してしまっている林道工事。
工事

半信半疑の原因のジョウビタキ
ジョウビタキ1

しかし、確認できたキビタキのオス
キビタキ1

キビタキ2

キビタキ3

キビタキ4

キビタキ5
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2023年10月31日 キビタキ

10月31日 キビタキ

朝一番で、ビンズイとアオジを確認して、さて今日も工事車両が通るか?と8時前から待ち構えていましたが、いっこうに通らず。
ひょっとして、今日は昨晩の降雨の影響で休工??と。

これは行ってみるしか・・・と思いましたが、空を見上げると29日と同様に部厚い黒い雲が南と東に。
そして、既に雷鳴も聞こえてきていて、どうしようか迷いましたが、月替わりのまたとないチャンスに、諦めきれず行ってみる事に。

用心の為車で行って、直ぐに降雨避難出来る態勢を整えて、いざ林道へ。

昨年は30日が最後で、31日には影も形も無くなってしまったキビタキ。
さて、今日は未だ居てくれるか?と思いながらカラスザンショウ食堂に到着すると、既にキビタキのオスとメスがカラスザンショウの房に飛び付いて、その黒い種子を食べていました。

昨年より後ろに延びた確認に安堵。
昨年一昨年と、11月に入ってからは未確認で、3年前以前の11月初旬まで確認状況に戻ってくれるでしょか?

そして、このオスメスを観察していて気付きました。
メスは房の間を飛び回り、暫く姿を見せているのに対し、オスは数粒採餌後は直ぐに下藪の中に隠れるの繰り返し。
黄色で目立つ、そのカラフルな色合い故、オスの方が警戒心が強いのでしょうか。

渡来当初こそ、目立つ開けた枝先に止まって盛んに囀り、メスを呼び縄張りを主張するオスですが、意外とビビリなのかも知れません。
その事が、繁殖終わり後半になると、圧倒的にメスの確認が多くなる要因なのでは?と。

その後、やはり29日同様、パラパラと小雨が降り出してきて、近づいてきた雷鳴と、そのひと際大きい雷鳴をもって探鳥を終了しました。
凡そ40分の探鳥。
その後は本降りとなり、車で来て良かった~と。

キビタキ1

キビタキ2

キビタキ3

キビタキ4

キビタキ5

キビタキ6

キビタキ7

キビタキ8

キビタキ9

キビタキ10

キビタキ11

キビタキ12

キビタキ13

キビタキ14

2023年10月29日 キビタキ

10月29日 キビタキ

昨日、オスも姿を見せたカラスザンショウ食堂。

少ないながらも姿を見せてくれた今季の夏鳥達も最早姿を消して、今確認出来る夏はこのキビタキだけ。
そのキビタキも、昨年・一昨年実績では、30日前後には姿を消してしまう筈で・・・。

なので、林道工事の関係も有り、休工の今日が本当の「夏」とのお別れになるものと。
但し、家を出る際に気になった、南と西から流れる分厚い黒い雲。
折角のお別れ探鳥なのに、雨が降らなければ良いのですが。

そんな事を思いながら林道を上り、カラスザンショウ食堂に到着し暫く観察していると、早速キビタキのメスが姿を現し、オスとの出会いにも期待が持てる状況に。
が・・・恐れていた事態が。

見えていた雲が段々と近づいて来て、雷鳴が聞こえ始めたと思ったら、周囲の枝葉をパラパラと打つ雨音。
最初は未だ小雨程度で、これなら大丈夫かな?と思っていると、段々と大きくなる雨音。

こりゃダメだ。
急ぎ機材を片付けて撤収となりました。
結局、キビタキのメスとメジロを少々撮っただけで、最後の夏とのお別れになってしまいました。

しかし、一縷の希望も。

今年は、未だに夏日も有る程昼間は暖かいこの10月。
この秋本来来ている筈の旅する蝶のアサギマダラも、まだ異常に少ない状況。
先日、姿を見せた冬鳥の代表格のジョウビタキも、昨年と比べてその渡来は遅く、同じく昨年はジョウビタキと同日確認のビンズイも、今年は未だ未確認。

鳥や昆虫などの、確認出来る渡りや飛来全てが後ろにずれ込んでいる状況に、今年はひょっとして、キビタキもこの週末まで居てくれるのではないかと・・・。

雨で残念な事になった今日ですが、希望は捨てずに今週末に期待です。

キビタキ1

キビタキ2

キビタキ3

キビタキ4

メジロ
メジロ1

メジロ2

2023年10月28日 キビタキ

10月28日 キビタキ

待ちに待った土曜の林道工事休工日。
今週は、月曜日も休工で、そのまま続いてくれれば・・・と思っていたのですが、残念ながら火曜日には工事再開。

その間、2回程川探鳥にも行ってみたのですが、特筆するべき出会いは無く、川の常連さんだけ。
なのでその他の日は、自宅ベランダで新しいカメラ(これも中古)の慣らしや、動画撮影の練習などを。

そこで気付いた前機種との違い。
今回のフルサイズには、デジタルズーム機能が無い。
通常静止画では使わないのですが、動画の際は使うこの機能。
レンズの光学ズームだけでは、被写体が小さすぎてしまって・・・。

先日のブッポウソウの動画でも使用したデジタルズーム機能。
やはり自身には欲しい機能なので、今後どうするか思案のしどころです。

さて、未だキビタキは居てくれるのか?
逸る気持ちを抑えて、でも少し早めに久し振りの林道に。

カラスザンショウ食堂に到着すると、早速キビタキのメスが姿を現し、居る事が確認出来て一安心。
現在掘削工事は、丁度このポイント迄進んできていて、ポイント脇にショベルカーが置かれている状態。
恐らく工事中は、かなりの騒音と振動がある筈で、その喧騒の中にあっても居続けてくれている事に感謝です。

暫く、そのメスの行動を観察してると、突然覗いていたファインダーにオスがフレームインしてきました。
今迄はメスだけで、ひょっとしたらオスは居ないのでは?と思ってしまっていましたが、やはりここにきて姿を現しました。

久し振りのオスの姿。
今季最後の「夏」のご褒美です。

昨年は30日が最後の確認で、翌31日にはピタッと姿を消してしまったキビタキ。
翌週の土日には、既に姿は無いものと思われます。
恐らく今日と翌日曜が、最後の「夏」になってしまう事でしょう。

キビタキ1

キビタキ2

キビタキ3

キビタキ4

キビタキ5

キビタキ6

キビタキ7

キビタキ8

動画

2023年10月21日 キビタキ

10月21日 キビタキ

前回14日から一週間。

その間で、カメラが壊れました。
長年使い続けたAPS-C2代目愛機。

雨が降った15日、自宅ベランダで、雨を避けながら鳥の出没を待っていて、お向かいさんの桜の木に出てきたホオジロやヒヨドリを撮っていると、突然モニターに映り込んできた、光の帯の様な白い影。
以後、どの写真にもその影は入り込み、その時甦った初代機終焉の状況。

その同じ状況に、間違いなくセンサー寿命と悟りました。
初代機故障時、メーカー修理に出した際に担当の方から教えて貰ったセンサー寿命。
なんでも、APSーCで15万ショット、フルサイズでは30万ショットが凡その目安なのだとか。

そして、センサー交換の費用の高さ。
なので修理は諦めて、ケチってネットで探した中古の同型機種が、寿命を迎えた今回の2代目。
当初、中古とあって不安もあったのですが、その不安を払拭するに充分な働きで、随分と楽しませてくれました。
ありがとー。感謝感謝です。

さて、次代機のフルサイズを準備して、やっと一週間が過ぎ工事休工の林道へ。

やっとキビタキのメスが、姿を現すようになったカラスザンショウのポイント。
今日は、未だ居てくれるか?との確認と、その他ヒタキ類への期待を持って探鳥開始。

すると、直ぐにキビタキのメスは姿を現してくれました・・・が、オスは前回と同じく一向に姿を見せてくれません。
既に何処かへ行ってしまって、このポイント周辺には居ないのか?
そんな事は無い筈と諦めずに待つも、最後までその姿は確認出来ませんでした。

3年前位までは、確実に11月初旬まで居てくれたキビタキですが、昨年は10月30日が最後。
同じ傾向ならば、間もなく姿を消す可能性があり、工事の関係で土日しか入山出来ない為、ひょっとして今日明日が今季見納めになってしまう可能性も。

異常続きの今年。
昨年に比べれば、メスを含めたキビタキの数は明らかに少なく、その他季節の鳥達も肌で感じる密度の低さ。
この負の変化は、一体いつまで続くのでしょうか?

同様に、既に諦めているチゴハヤブサ。
今季一度も出会えず、恐らく絶望的。
連続確認記録がスットップしてしまいます。

また、冬の優等生ジョウビタキも自身未だ確認出来ず。
ジョウビタキの昨年確認実績は12日、一昨年は16日。
実は、ご近所さん情報では、17日にメスを確認したとか。
恐らく来ている事は間違いない様なのですが、やはりその渡来数が少ないと言うことなのでしょうか?

今季ブッポウソウが5年ぶりに姿を現してくれた事が、唯一の嬉しい正の誤算。
それ以外は・・・。

キビタキ1

キビタキ2

キビタキ3

キビタキ4

キビタキ5

ノスリ
ノスリ

リュウキュウサンショウクイ
リュウキュウサンショウクイ
プロフィール

南伊豆鳥撮りオヤジ

Author:南伊豆鳥撮りオヤジ
静岡県南伊豆在住で、趣味で山の野鳥を専門に撮っています。
基本的に自宅前の林道を定点観察場所として、生息種とその季節的消長を観察しています。従って河川・海への探鳥は現在基本的には行っておりません。
山の観察結果をまとめた後、順次河川・海での探鳥を行いたいと思っています。

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